私は、ビジネス書や自己啓発本の類の本を月に5冊程度読んでいます。
仕事の効率を上げるためであったり、自分のモチベーションを上げるために読んでいました。
とにかく、仕事を効率よく、スムーズに、意欲的に行いたいと思っていたからです。
その中で、よく感じることがあります。
それは、ビジネス書を読む中で、頻繁に子育てにも、当てはまると感じることです。
上司・部下の関係、同僚、結局仕事場で起きていることも基本的に人間関係であり、子育ても人間関係なので、根本は同じということでしょうか。
そして、人間が成長できるには、必要な条件があるように思います。
今回は、最近読んだ名著、「完訳 7つの習慣」スティーブン・R.コヴィー (著)から、一つ例をご紹介します。
何を教えるにもタイミングが重要、とあります。これは著者の子育てエピソードが例としてあげられているので、ダイレクトに自分の子育てと重ねて考えさせられました。
著者の娘の誕生日に、娘が自分への誕生日プレゼントを友達に使わさないと、わがままを言っている、そこで、著者は、周囲の目線も気にしつつ、「分かち合うこと」を教えなければならないと思い、
1番目、ストレートに娘に頼む→拒否
2番目、理を解く「貸してあげれば、貸してもらえる」→拒否
3番目、賄賂「ガムをあげるから」→拒否
4番目、脅し「貸してあげないならおしおき」→泣く
5番目、実力行使(オモチャを娘から取り上げ、他の子に渡す)
私もたくさん思いあたる行動をしています💧
著者は、「分かち合い」の前に「所有する」経験が必要だったと、振り返っています。そして、自分自身の精神的レベルが低いために、娘に高い期待を押し付けたと付け加えます。
自分の未熟さゆえに、分かち合いを一方的に期待し、言いなりにしようとした、と。
私は、子供を理解しようとせず、一方的に押し付ける、このようなことを日常的に行っている気がして、反省しました。
自分の目線でしか、物事を認識できない、考えられない。。。本当にまだまだ未熟です。
本を読むと、落ち着いて自分の行動を振り返ったり、考えを見直すきっかけができるので、読書大好きです。
ジャンルが異なる本でも様々な気づきがあると思います。
今回ご紹介した本も、1996年の発刊から17年、完訳版が 2013年に発刊され、9刷が発行されるほどの人気の本です。
まだまだたくさんの気づきがあると思います。オススメです。
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