
ちょっと時間がかかりましたが、細切れになりつつ、読み切りました。
ちょうど、新しい人生を踏み出そうと模索していた時だったので、書店でタイトルに惹かれて購入しました。タイトルだけで買っちゃいました。
私が幸せになりたいなぁ、と思って手に取った本でしたが、教育や、子育ての実践に役立つ内容でした。
前作の「嫌われる勇気」は読んでいませんが、この本すごく良かったです。
子育てされている方、教育関係者の方にぜひ読んでいただきたいです。
叱ってもいけない、ほめてもいけない。
え??あれ??ほめるのもだめ??
私は、叱りますし、ほめています。どうしても叱ってしまうので、ほめることを意識的に増やそうとしていました。この本では、「ほめて伸ばすを否定せよ」と言っています。
どうしてかと言うと、叱るのもほめるのも、要は相手の態度を見て自分の行動を変えているだけになるから。自分と他人との課題の分離が重要だと言っています。
子どもや生徒をありのままに受け入れる(尊敬する)こと、それを自分が先に相手を尊敬することで体現すること、が書かれており、私は目から鱗だらけです。
この本は、青年と哲人の対話形式で進んでいくのですが、青年の毒舌があることで、哲人の話がよく理解できました。毒舌がすごいです。
心に刺さる名言もたくさんあり、これまでの、私の思い込みを一掃してくれる一冊でした。
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