
子供にさせたいことはありますか?
子供にさせたいことはありますか?
日常的な、帰ってからの一連の作業、手洗い、うがい、お片付け、制服をかけるなど。
そして、宿題、学校の用意・・・
習いごとの練習、ピアノ、英語、塾の宿題、問題集・・・
色々している子は、毎日することがたくさんあって大忙しですね。
幼児にそんなことできるだろうか?
子供はできます!
「うちの子はそんなの無理」、と思わずに取り組んでみてください。
年少の時から、毎日プリント15枚をしている子もいます。
できるのですが、親のサポートは必要です。
では、何をサポートすればいいでしょうか?
ズバリTo Doリスト(チェックリスト)を作成するのです。
子供は、できる能力はあるのですが、何もないところから自発的に全てをこなすことはできません。
年齢や、その子に合うようにTo Do リストを作成します。ある程度の年齢になると自分でTo Do リストを作成できます。
自分でTo Do リストを作ることは、モチベーションアップにもつながるので、自分で作れるなら、作らせましょう。
少しの手間で、効果は大きい
To Doリストは、できれば一緒に作りましょう。小さい子には作って、説明でも大丈夫です。
チェックも一緒にしてあげて最初は、一つ終わるごとに一緒にチェックをしてあげるといいです。
本人も納得できるリストでないと、できません。親が一方的にしてほしいことをリストアップして、「やりなさい」というのは、無理です。
To Do リストの作り方のコツ
To Do リストは何を使っても構いません。紙、ホワイトボード、ポストイット(付箋)なんでもいいです。
ただ、進捗がわかるようにする必要があります。ここがポイントです。
子供が、リストを見て、あと少し、次はコレ!とわかるようにしてあげます。
マグネットを貼っていく、チェックマークをいれる、付箋なら剥がして、どこかへ移す。
とにかく、自分は何ができて、残りするべきことは、何か?どれだけあるか?を分かるようにします。
毎日新しい、リストを作成するのは大変なので、再利用可能なものにしておくことをお勧めします。
うちは、ホワイトボードに紙を貼って、マグネットでチェックしています。これも今は、この形ですが、どんどん改良してきた結果です。
もう一つのポイントとして、タスクを大きなカタマリにしない!です。
先ほど例に挙げた、15枚のプリントも、一つのタスクとして書いてしまうと、億劫になり、後回しになり・・・力尽きる。。。なんてこともあります。
数字のプリント、ひらがなのプリント、時計のプリント、迷路のプリント、など分類して、数枚ごとのタスクに分けておきましょう。
見えることが大切
見えること、目につくことがとにかく大切です!
なので、少し工夫は必要です。
大きいリストにしたり、目につくところに貼ったり、
『小さくて、どこかにしまっていて、毎日出して、チェックを入れる』これは最悪です。やりません。
リスト作成のその後
To Doリストを作成すると、子供が自分でタスクを完了させようとするようになります。
あとは、声かけと、習慣化です。
習慣化すると自発的にタスクをこなせるようになります。ここが第一目標です。こうなれば、親があれしろ、これしろと言う必要がなくなります。
お互いに嫌な気持ちにならずに済みますね。
最終目標は、To Doリストを自分で更新していくことです。
必要なくなったこと、習慣になっていて、意識しなくてもできることはリストから外して、忘れずにやらなければいけないこと、をリストアップします。
例えば、「今週中に〇〇を覚える」など、新しいタスクを自分でリストアップして、必要なことをこなせるようにしていく。
これも、同様に毎日「○回暗唱する」のように、毎日のタスクに変換して、リストアップしておきましょう。
期限までに何回ずつ暗唱すれば、覚えられるか設定を考えるのも大変重要です。最初多くしておいて、覚えられたら、減らすでもいいですね。
ぜひ、相談に乗ってあげてください。
大人も同じだけど、子供との相違点がある!
大人も、一緒にリストを作成してみてはいかがですか?
大人も子供もTo Doリストがあれば、チェックをつけたくなります。
忘れずにするべきことをできるようにます。
重要なこと、急ぐべきこと、あとでいいこと、考えながら進められます。
子供のTo Doリストと一緒に貼っておくと、一体感があっていいですね。
みんなそれぞれに頑張っている、というのが自然と伝わります。
私のタスクは「振り込みに行く、〇〇の申込をする、〇〇を調べる、ボタンをつけておく」など、日常的なものが多いです。
期間も長いものが多いので、子供の毎日のタスクと進捗が異なります。
大人は、習慣でできることが増えていますよね。日常的な家事等は書き出して、チェックすると逆に手間が増えてしまいます。
そこは、子供にもちゃんと伝えています。
子供は期間を短く設定(毎日)した方が、わかりやすく、キリが良いです。
To Doリストに、いつまでもチェックが入らない項目を残した状態を、続けることがない方がいいです。
まとめ
最近の子供はすることがたくさんあって、忙しいですね。
習いごと等たくさんしていない子も、自分の保育所や、幼稚園、学校の持ち物を所定の場所に戻したり、ハンカチを洗濯に出したり、自分でできます。
習慣化してしまえば、手間もありません。子供も大人も楽です。
習慣化してしまったことは、楽にできます。
習慣化するためにも、To Doリストを活用しましょう!
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