読書について。書籍:「ケーキの切れない非行少年たち」 | あおブログ

読書について。書籍:「ケーキの切れない非行少年たち」

書店が好き

書店が好きです。本は、子育て仕事に忙しくまったく読まない時期がありましたが、数年前久しぶりに一人で大きな書店に行く機会があり、ブラブラしたら結局10冊ほど本を買っていました。

書店って、魅力的な展示で、本のタイトルもキャッチーでワクワクします。図書館も子供を連れて時々利用しますが、私はあまりテンションが上がりません。。。

忙しくて本は読めないと思っていましたが、持ち歩くようになると結構読めるもんです。それから意識して読書をするようになりました。

私は、小説はほとんど読みません。ビジネス書や自己啓発本などが多いです。すぐ役に立ちそう^^。月に10冊目標に読んでいます。

ケーキの切れない非行少年たち(帯が気になる(๑>◡<๑))

前置きが長くなりましたが、帯に惹かれて「ケーキの切れない非行少年たち」を読みました。帯には、丸いケーキを様々な三等分?した絵が載っていました。

みなさん、ベンツのマークのように切りますよね。

私は本屋さんで「なんでこうなるの?なんで?なんで??」となりました。

非行少年たち、犯罪を犯してしまう子たちのことが書かれていたのですが、そこに至る経緯について、知らない事をたくさん意識させられた本でした。

実際に現場で子供達に真摯に向き合ってこられた、作者だからこそ気づけた、犯罪の後ろにあるものを意識させられました。こういった情報がもっと世間に知られ、対策が取られればいいのに、と思いました。

犯罪者は悪い人?

これまで、犯罪を犯して、ニュース番組で取り上げられている人たちを見て、悪い人とざっくり思っていました。

けれども、〝反省以前の子供達〟と本の中で、呼ばれている、人たちがいることを初めて知りました。

著者の、現場での気づきを、学校で対策できれば、もっと犯罪が減るのかもしれない。

非行少年といえば、暴走族を1番に連想してしまうのですが、この本に出てくる非行少年は、どのように、非行少年になったのか。非行少年が出来上がってしまうまでに、どのような過程を経ているのか、書かれています。

とにかく、非行少年に縁のない方には、目からウロコの情報がたくさんあると思います。

犯罪に至るまでに、未然に防ぐアプローチが実はたくさんあることに気づかされます。非行少年は、ざっくり暴走族、大人への反抗と思っている方、ぜひ一読ください。

ケーキが切れない理由は、本を読むとわかります。私はオススメの一冊です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました